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お知らせ
2023/10/11
社会課題に光を当てるプロジェクトSIL。
第1弾はガールズをテーマにした「Girls' Future Report」を発表
株式会社H.M.マーケティングリサーチ(代表取締役社長:恒藤優/本社:東京都中央区)が運営する、社会課題に光を当てるプロジェクトSILは、第一弾としてガールズをテーマにした「Girls' Future Report」を発表しました。
2023年10月11日
SILは社会課題のリアルを追求したひとつのデータベースであり、様々な課題に光を当て、声なき声を拾い上げていくための活動体です。
国際女性デーの今日、その第1弾レポートとして「ガールズ」をテーマにした「Girls’ Future Report」を発表いたします。「女の子らしく」といったステレオタイプな女性像を10代の頃から背負わされている少女たちの実態や、身近にはびこる家庭内のジェンダーギャップを可視化すると共に、彼女たちが感じているリアルな思いや、思い描く夢や理想を明らかにしていくレポートです。
ジェンダー課題が山積するこの社会で、少女たちはどんな壁に阻まれているのか、そしてどんな可能性を秘めているのか、彼女たちの未来を紐解いていくきっかけになればと思っています。
第一弾レポート「Girls' Future Report」を制作中。
2,400人を対象に調査を実施。主な分析軸は15-24歳の女性(以下、ガールズ)。定量、定性交えながら令和5年の今、ガールズを取り巻いているリアルを詳らかにしていくレポートになっています。本プレスリリースでは一部を抜粋して紹介します。
【調査概要】
調査対象者:全国の15~79歳男女 ※中学生以下は除く
回答者数 :2,400人
割付方法 :①15~24歳 1,200人、②25~79歳 1,200人
・女性の生の声をより多く集めるために、①②とも男女比を1:2で回収
・分析時は、令和2年国勢調査の性年代構成比にあわせてウェイトバック集計し、世の中の縮図を再現したスコアを採用
調査方法 :インターネットリサーチ
調査期間 :2023年9月25日(月)~26日(火)
調査実施 :株式会社 H.M.マーケティングリサーチ
調査対象者:全国の15~79歳男女 ※中学生以下は除く
回答者数 :2,400人
割付方法 :①15~24歳 1,200人、②25~79歳 1,200人
・女性の生の声をより多く集めるために、①②とも男女比を1:2で回収
・分析時は、令和2年国勢調査の性年代構成比にあわせてウェイトバック集計し、世の中の縮図を再現したスコアを採用
調査方法 :インターネットリサーチ
調査期間 :2023年9月25日(月)~26日(火)
調査実施 :株式会社 H.M.マーケティングリサーチ
「女の子らしさ」ってなに?
女の子だから、男の子だから、と言われた経験がある人は、全体の6割。ガールズの63.1%が経験ありと回答したのに対し、ボーイズは57.3%。
それによって、どんなことが彼女たちに起こっているのでしょうか。
まずは、「女の子だから」と言われたり扱われた経験の有無と、具体的にかけられた言葉たちをガールズに訊きました。
男女の子育てに関する意識
子どもの頃からジェンダー規範(女だから/男だからといった性別による規範)を感じることが多く、それによりガールズたちが自分らしくあることを諦めたり、やる気を削がれたりする傾向にあることがわかりました。では、その規範はどこから生まれているのか、見ていきましょう。
女の子を育てる時と男の子を育てる時で、どんな育児方針の違いがあるかを親世代に訊きました。
最初の回答で垣間見えた、“女性としてのあるべき姿“というものが、子育て・育児段階から重視されている事が伺えます。
一方で、「育児方針を男女で変えていない」と回答する親が男女ともに過半数を超えています。親御さん自身が自分の中にあるバイアスに気づけていない、そんな課題感が浮き彫りになりました。良かれと思った子育てが、知らぬ間に偏見として子どもに届いてしまっていないか。大人も一緒に考えたい課題です。
令和5年も根深い「亭主関白」
ここからは、家庭内でのジェンダーギャップの実態を調査対象者全体2,400人に訊きました。続きは本編で。
ここにあげたのはほんの一例。本編のレポートでは、より詳細にガールズの置かれるおかしな現状を明らかにしていきながら、ガールズの夢や理想まで迫っていきます。彼女たちが自由に夢を追いかけられる社会にしていくためにどんなことができるか。解決の糸口までつくっていくことに挑戦していきます。後日、レポートを改めてリリースします。